業界研究

『おでんツンツン』するとスノボがうまくなる? ~プロスノーボーダーという職業を調べてみた~

投稿日:2016年12月21日 更新日:

tuntun
おでんが美味しい季節ですね!

元プロスノーボーダーのムラッチです。

なぜ、おでんをツンツンするのか

コンビニのおでんをツンツンして逮捕…なんてニュースがありましたよね。

マスコミに『もうおでんツンツンしません!』といってましたが(笑)

まあ、その容疑者が元プロスノーボーダーだったという事がネット上で広がっています。そんなネガティブ面でフォーカスされてしまったスノーボードですが、プロスノーボーダーとはどんな職業なのでしょうか。

そんなわけで、

今回はプロスノーボーダーをピックアップ!

スノーボードのルーツとは?

スノーボードのルーツについては諸説ありますが1960年代アメリカのミシガン州が発祥とされており、サーファーが雪の上でも遊べるようにと道具を作り、遊びとして広まっていったスポーツと言われています。

日本では1982年に日本スノーボード協会(JSBA)が発足しました。実は日本スノーボード協会が世界初の国協会と言われているんですよ!野球やサッカーのルーツを調べると18世紀とか12世紀とか、ものすごい歴史がありますが、スノーボードというスポーツはまだまだ新しいスポーツなんですね。

そんなスノーボードですがプロとして活躍されている方々がいます。

野球やサッカーではスカウトされ入団、契約をしたり、プロテストを受けたりとあります。では、プロスノーボーダーとはどうしたらなれるのでしょうか?

日本でプロスノーボーダーの『資格』を取るためには前述の日本スノーボード協会(JSBA)に入会し競技者登録をしていることが前提になります。

そして、同団体が主催する大会などにおいて与えられるポイントランキングで規定順位以内に入るか、全日本選手権で規定順位に入れば公認のプロ資格が発行されます。

もしくは、同団体の推薦を受けPSA ASIA(プロスノーボーダーズ・アソシエーション・アジア)という団体が主催するプロトライアルにおいて規定順位以内に入る必要があります。

そして資格を得た選手たちはPSA ASIAに登録しプロとしての活動を行います。

想像以上にプロ資格を取得するのは狭き門なんですね。

ですが、これはあくまでも『公認資格』を取得するためのお話。

公認資格じゃないプロって?

実はプロスノーボーダーはこの他にも、企業やメーカー等とスポンサー契約をして公認資格は有していないもののプロとして活躍されている方が多くいます。

『宣言型』とでも言いましょうか。陸上選手などもこの宣言型のプロ選手と言えますね。

この宣言型のプロスノーボーダーとして活躍されている多くのライダーは映像や写真を作品として残し、紙面やDVDなどに出演をする事で企業の広告塔となっています。

宣言型のライダーたちは有資格のプロと比較しライディングスキルが劣るとか、そういった事ではないんです。

事実、ソチオリンピックのハーフパイプ銀メダリストの平野歩夢選手はPSA ASIAに登録し活動をしていますが、同大会銅メダリストの平岡卓選手はPSA ASIAへ登録はしていません。

なぜスノーボードには2種類のプロが存在するのか?

それはスノーボードのルーツが大きく関わっているように思います。競技としてのスノーボードと遊びとしてのスノーボード。コンペティションが全てではないのがスノーボードなんですね。

遊びとしての要素が強く、他の競技と比較したとき、競技としての浸透度が低いことがプロスノーボーダーの多様性を生み出したのかもしれません。

しかし、その一方で写真や映像といった分野で活躍し、言い換えればフォトグラファーや画家のような、スノーボードを通して自己表現することでプロ活動が成り立つ稀有なスポーツとも言えるかもしれません。

プロスノーボーダーの仕事内容は?

毎日滑って、大会に出て…と何となく想像しますが、商品開発のアドバイスをしたりメーカーのイメージ戦略のアドバイスなんかしたりもします。映像作品などを出しているライダー達は映像編集やショップなどのイベントプロモーションに参加したりとオフスノーでも忙しくしています。

また、先ほど収入の大半はスポンサーの契約金と話しましたが、スポンサーとの契約は1年契約であることが多いです。契約更新の時期になると今期の活動報告や来季どんな活動をしたいかなどスポンサーに対して報告とプレゼンをします。なんだかサラリーマンみたいですね。

例えるならば毎年毎年、就職活動をしてるようなものです。オフ期間のスポンサーワークというのもプロスノーボーダーの大切な仕事なんですね。

しかしながら、こうしたスノーボードだけで生活していけるプロはその中でも本当に一握りのライダーだけです。プロスノーボーダーの選手寿命はその他のプロスポーツと大差はありません。引退後はやはりメーカーに就職したり関連企業、業種に入る人が大半だそうです。

プロとしての活動はシビアですが、先のオリンピックに出場した平野選手をはじめ日本のトップライダーの活躍もありジュニア世代の競技者人口は大きく増えているそうです。

狭き門をくぐり抜けプロとして活動するライダーの方々にはスノーボードを楽しむ人にはもちろんの事、夢と希望を与えるような存在であって欲しいと願うばかりです。

結論:おでんツンツンは関係ない!

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執筆者:hisalogical

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